【2019年】岩室温泉で冬妻ほたる祭りを楽しもう♪

新潟市西蒲区の岩室温泉街にある冬妻(ひよつま)清水周辺で毎年、ほたるが飛び交います。

揺らめく光はとても幻想的で綺麗です。ほたるを見るなら、どんな日が多く見れるのか教えちゃいます!

冬妻ほたる

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岩室温泉では、ほたるが飛び交う期間に合わせ例年「冬妻ほたる祭り」が開催されます。もちろん令和元年(2019年)の今年も開催します。6/15(土)から開催予定でしたが、開催日当日は悪天候のため開催延期となってしまい、ちょっと残念。ほたるも羽が濡れるのを嫌うため雨天は嫌いなんです。まぁ天候ばかりは仕方ないですね。

■冬妻ほたる祭 概要
<期間>
2019年6月15日(土)~2019年7月7日(日)

<会場>
岩室温泉街

<連絡先>
TEL:0256-82-5715(岩室温泉観光協会)

冬妻ほたる祭り2019チラシ.pdf(1.4MB)

ほたるを観るならどんな天気がよいの?

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雨が嫌いな「ほたる」ですが、大好きな天候は、風がなく、蒸し暑い夜、今にも雨が降り出しそうな天候が一番活動的になります。

先日梅雨入りした新潟ですが、今年は、じめっとした感じの蒸し暑い夜はまだ少ない様に感じます。ですがまだまだ梅雨入りしたばかり、これからが本番です。

冬妻ほたるが多く見れる時間はいつ?

冬妻ほたる祭りの観賞時間は19:30~21:00までですが、ほたる鑑賞に特に見頃なのが20:00~20:30の時間帯です。日が落ち辺りが暗くなり、ほたるも活動的になります。

冬妻ほたる祭りの観賞時間内であれば、夜道の安全に配慮して係員も巡回していますので安心ですね。

ほたるの寿命は短いけど、なんで?

岩室温泉街の冬妻でみれるほたるは、多くが『げんじぼたる』です。『げんじぼたる』は、卵から成虫になるまでに約1年かかります。生涯の大部分は水中で生活しますのでキレイな河川でないと住みにくいですよね。

成虫になってからの寿命は約2週間と短いです。

では、なぜ成虫の寿命が短いというと実は、成虫になると、ほたるの口が退化してしまっていてエサを食べることができません。その口からは辛うじて水分を取れる程度で、なにも食べられず幼虫期間に蓄えた栄養分のみで生きています。このため体内の栄養素が無くなってしまうと寿命を迎えます。

成虫になった時から残された時間の中で、パートナーを見つけ、次の子孫を残すために懸命に生きています。

ホタルの体の秘密

ほたるは、成虫になってはじめて光と思っている方も多くのではないでしょうか。

実はほたるは、卵の時から命尽きるまで、光っています。

ほたるは一生光る

皆さんも一度くらいは、ほたるを手に取ってみたことがあるのではないでしょうか。その時、特異なにおいをかいでませんか?

ほたるは外敵に襲われた際、においを発することで身を守ります。「光るほたる=くさくてまずい」と外敵に記憶させ危険を回避していると考えられています。小さい(卵)のうちから光ることで、命を守るために光っているんですね。