日本で一番長い川といえば｜新潟ナンバー１
新潟にある日本一・新潟ナンバー１を紹介しています。今回は日本で一番長い川といえば・・・
目次
日本で一番長い川 信濃川（しなのがわ）
小学校でならう日本で一番長い川は・・・？
正解は、信濃川。新潟の方でなくても答えられますよね。でも信濃川って、どこが源流で、どれくらいの長さかって皆さん答えられますか？
日本一長い川信濃川についてまとめてみました。
信濃川の源流はどこ？
信濃川の源流となるスタート地点は、甲斐（山梨県）、武蔵（埼玉県）、信濃（長野県）の県境に位置している甲武信ヶ岳（こぶしがたけ）で、標高2,475mの山です。各県の頭一文字ずつをとってその名がついたとも云われています。甲武信ヶ岳は、日本百名山の一つでもあり、登山もできます。
甲武信ヶ岳ってこんな山です。
信濃川の長さは何キロ？
信濃川の長さ（幹川流路延長）は、367km。この距離は、新潟駅から上野駅までの長さに相当する距離なんです。長野県を経て新潟県に入り、十日町市、長岡市、三条市、新潟市と流れ日本海に注ぎます。長野県では千曲川（ちくまがわ）と呼ばれ、新潟県に入ると信濃川と名称が変わります。実は新潟県を流れている信濃川の長さは約153kmで、全体の長さの約42％ほど。長野県側（千曲川）は約214kmと長野県を流れている距離の方が長いんですね。
信濃川の豆知識
（１）日本一長い信濃川ですが、源流から日本海へ注ぐまでどのくらいの時間が掛かるかですが、 川の流れの速さは、水かさによっても変わるのですが、信濃川の平常時の流れは概ね人が歩く速さで、この速さで流れ続けると約5日で河口にたどりつくことになります。
（２）信濃川は、昔は大きな川という意味で大川（おおかわ）と呼ばれていました。その後、長野県の旧称である「信濃」の国から流れてくる川として、信濃川と呼ばれるようになりました。
信濃川を楽しむ
日本一の大河として知られる信濃川は、新潟県でも人気スポット。観光やビアガーデンなどいろいろ楽しめます。
信濃川桜の名所 やすらぎ堤
信濃川下流にある新潟市のシンボル萬代橋を背景に河川敷地を整備した信濃川やすらぎ堤。春には桜とチューリップが咲き誇り、夜になると「ぼんぼり」も点灯し、美しい信濃川の夜景とともに楽しめます。
ミズベリング信濃川やすらぎ堤
2016年から新潟市「都市・地域再生等利用区域」が指定され、信濃川やすらぎ堤の萬代橋から八千代橋間においてオープンカフェや売店などの店舗営業がスタートしました。より信濃川が身近になりますね！信濃川でビアガーデン「やすらぎガーデン2016」も新しいスポットになりそう。
ミズベリングについては、こちらの記事でも詳しくご紹介しています。
信濃川でビアガーデンも楽しめる「ミズベリング信濃川やすらぎ堤」
信濃川観光水上バス ウォーターシャトル
日本一の川面から眺める新潟の名所をクルージング。デッキで気持ちいい風に吹かれながら水の都・新潟を満喫してみませんか。
信濃川で上がる花火
日本三大花火祭りの長岡まつり大花火をはじめ、新潟まつり花火大会、おぢやまつり大花火大会など県内でも人気の花火大会が多く開催されます。
まとめ
日本で一番長い川「信濃川」は新潟県よりも長野県の方が長い距離がありますが、河川法上一般にその川の下流部（河口）の名前を使っているので日本で一番長い川は「信濃川」になります。2016年からオープンカフェやビアガーデンが認可されるなど、もっとアピールしてもいいですよね。
