『危険』を知って『快適で安全』な赤ちゃんスペースの作り方

2019年1月3日

待望の赤ちゃんとの生活!嬉しい反面、初めてのことだから不安も。初めてのことばかりなので当たり前ですよね。赤ちゃんとの生活をしていく中で大切なのが、赤ちゃんスペースをどうするかです。赤ちゃんにとって快適かつ安全が第一。そしてパパママがお世話しやすいように、お部屋の環境を整える必要があります。
これまでの甘い夫婦だけの部屋づくりとは違って、赤ちゃん中心のお部屋づくりに切り替えましょう!

ママの手を握る赤ちゃん

赤ちゃんを迎えるお部屋づくり

生後しばらくは昼夜問わずほとんど室内で過ごす事になる赤ちゃんとの新生活。

だからこそ昼も夜も安全で快適な居場所(環境)が大切!

 

赤ちゃんの定位置を決めよう

赤ちゃんねんね
生後半年ほどは赤ちゃんが自ら移動することはないので、その赤ちゃんをどこに寝かせるのかというのも、重要なポイント! 赤ちゃんの定位置を決めましょう。

定位置を決める際注意する点は

照明器具の下や家具のそばに寝かせない
万一地震が起きて照明が落下したり、家具が倒れて来たら一大事!赤ちゃんは移動できないので逃げることもできません。
定位置を壁際に寄せる際も、壁掛け時計やカレンダーなど落下しそうな物がある場合は取り外しましょう。
エアコンの風や直射日光が当たらない場所を
夏場のエアコンは大人でも直接あたると寒いくらい。冬場でも乾燥してしまいます。もちろん紫外線が気になる直射日光があたる場所も控えましょう。
いつも目の届くところに
家事をしている際でも、常に目が届く位置を選びましょう。
リビング、寝室と昼夜で定位置が異なる事もあります。ママさんの生活スタイルに合わせ定位置を決めましょう。

 

定位置スペースと動線を確保しよう

部屋模様替え
赤ちゃんの定位置決めたらスペースの確保をします。

部屋にものが溢れてるとスペースが確保できませんね。ここは思い切って断捨離も大事。

新しい家族が増えますので、不用なものは処分しスペースを確保しましょう。

また家事などをしていても、赤ちゃんの定位置まで動きやすい動線も確保し、いつでもスグに抱っこできるよう、家具の配置なども見直してみてください。

部屋の模様替えは、パパにたくさん協力してもらいましょう!

 

安心・安全を確保しよう

清潔な環境
赤ちゃんの定位置の周りは常に整理整頓、清潔にし、誤飲やアレルギー予防に注意しましょう。

ママは赤ちゃんのお世話で手一杯になりやすく部屋の掃除が間に合わないことも、しばしば。

短い時間でも掃除しやすい部屋づくり、たとえば家具を部屋のコーナーに寄せるなどて、掃除しやすい環境も大切です。

掃除することでホコリやダニなどのアレルギー予防にもなります。

赤ちゃんが寝返り、ハイハイなど動き出すと床に散らかったものを口に運んでしまい誤飲してしまうので、床の周りが散らかりっぱなしにならないよう片付けやすい環境も確保しましょう。

 

必需品のストック場所を確保しよう


出典 ameblo.jp

 

おむつやミルク、おしり拭きなどの必需品をストックしておく場所を確保することも大切です。

消耗品はうっかりすると、「ない!」なんてことにもなりやすいもの。

中の状態が見えるようにしておく、もしくはストックの場所を広めに確保しておくなど工夫しておくことで、買い足すタイミングをチェックできますね。

 

お部屋の中には危険がいっぱい!! 危険を知ろう!

大人目線では特に気にならなくても、赤ちゃん目線では危険がいっぱい。

どんな危険があるか知ることで予防対策にあたろう!

出っ張った家具や床に這ったコード類

転ぶ
夜泣きなどで夜暗い中で子供抱いてあやしている時に出っ張った家具があって誤ってぶつけてしまう危険があります。

また電源や延長コードが歩く部分にでていると、足を引っかけ転倒の危険も。

赤ちゃんだって引っ張れるものがあると気になりますよね。

部屋の中は極力スッキリとさせましょう。

 

赤ちゃんの事故で一番多い転落事故

 

1歳までの赤ちゃんで一番多い事故が、転落事故。

寝ていると思ってベビーベッドの柵をあげ忘れたり、寝ていると思って少しくらいと思いソファに寝付かせたり、ちょっと油断したときに思わぬ事故につながります。

ベビーベットは必ず柵を忘れずに。

 

ベッドまわりは危険だらけ?

赤ちゃん寝顔

赤ちゃんは自分の顔にかかったものを払うことがまだできません。

ベッドまわりに飾ったぬいぐるみやクッション、柵にかけておいたタオルなど、不用意に倒れて赤ちゃんの顔にかぶさったら「窒息!」なんてことに。

メリーも頭部側ではなく足側の方につけるなど注意しましょう。

また可愛いからといって大人と同じベッドで一緒に寝ていたら、気づかないうちに布団が赤ちゃんにかぶさっていた!なんてことになったら大変。

小さい頃は大人とは別々の布団で寝るようにしましょう。

 

角があるものは注意!

 

皆さんもタンスの角に足をぶつけて、メチャ痛い思いをしたことがありませんか。

赤ちゃんは「角」の怖さを知りません。

ハイハイやつかまり立ちをするようになると、テーブルの「角」や家具の「角」に向かっていったり、つかまり立ちからペタンをお尻をついた際、よろけて「角」に激突なんてことも!

「角」の無いテーブルや、厚地のフェルトやスポンジで角を覆い隠しましょう。

こまかいもの、たばこ、薬、電池の誤飲・誤えん

タバコと赤ちゃん
出典 www.e-carada.jp

 

0歳児で転落の次に多い事故は「誤飲・誤えん」です。

誤飲の頻度の高いものとして、たばこ、薬品、化粧品、殺虫剤、洗剤などがあげられます。

特にタバコは周りに喫煙者がいると、注意が必要です。

灰皿に水を入れておいた場合など、ニコチンが大量に溶け出しており、それを誤飲すると極めて重い中毒を起こします。

決して手の届かない、万一落下しても赤ちゃんが触ることのない場所で保管・管理するように心がけましょう。

吸わない事が、一番の予防策です。

 

ポットや炊飯器によるやけど

 

赤ちゃんのミルクを作るのに電気ポットを利用することも多いと思います。

そんな電気ポットも赤ちゃんにとっては危険なタネの一つ。

赤ちゃんはハイハイができるようになると、気になるものがあればどこまでも前進!

床やタタミの上に置いてある炊飯器の蒸気噴出口に手や顔を近づけたり、ポットをひっくり返したりして、やけどにつながることも。

ポットにはロックをかけることも大切ですが、赤ちゃんが手の届かないところへ設置するようにしましょう。

また、ママが大好きな赤ちゃんはキッチンにも潜入!

炊飯器などのコードを引っ張って、ひっくり返し、やけどすることもありますので、キッチンに入れない様、柵を取り付けるなどの工夫を。

 

赤ちゃんの「危険」についてもっと詳しく知る